漫画「終末のワルキューレ」38話のネタバレ考察と感想|ポセイドンが強すぎる

終末のワルキューレ

「終末のワルキューレ」本誌 第38話のネタバレ解説。剣を極めた男佐々木小次郎VS海の神ポセイドンの戦いが始まったが両者一歩も動かず。消えた13神目とは

この記事では、重要なネタバレが含まれる可能性があります。あなたがアニメ最新話をまだ観てない場合はご注意ください。

本誌 第38話「消えた暴神(1)」のネタバレ

「終末のワルキューレ」の概要

人類の誕生から700万年。万物の創造主である神々によって1000年に1度開かれていた「人類存亡会議」にて、進歩の兆しがない人類を見限った神々は人類に「終末」を与える決議を行った。かくして、天界が誇る最強神たちと、秘術「神器錬成」によって神器と化した戦乙女たちと共に戦う最強の人類「神殺しの13人」(エインヘリャル)による、13番勝負の幕が上がる。

前回 第37話のおさらい

・人類代表 佐々木小次郎
・磨き続けし剣(思い)
・凪
・天下無双

前回のネタバレはこちら

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「終末のワルキューレ」本誌 第38話のネタバレ

戦いは始まったが

死してなおも剣を磨き続け、県を極めし佐々木小次郎VS他の神々すらも恐れる海のゼウスとも言われる海の神ポセイドンのタイマンバトルがついに始まった。

第一回戦や第二回戦の激しい打ち合いとはうってかわり、会場にいる誰もが息をのむほどに緊張感漂う空気の中、すでにゴングはなったはずなのに二人は一切動かず、波一つ立たないまるで水を打ったような静寂から始まった。

そこにいるほとんどの者が、年老いた者にはやはり無理なのではないか、彼はもう間合いを探るだけでヘトヘトではないかと思っていたが、、

気づく者も現れ始め

観客席にいた、戦を司る軍神アレスはこの戦いを見て、一歩でも踏み込めばお互いの間合いに入るために一歩を踏み出す気を伺っているものだと思っていたが、一緒にいた狡知の神ロキは二人の状況を正確にとらえていた。

ロキが言うには、ポセイドンはなにも狙ってはおらず、間合いに入ってくる虫を叩き潰すただそれだけと言っており、ただ佐々木小次郎が自分の間合いに入ってきてそれをうつだけなので動かないでいると、そして佐々木小次郎もそれをわかっており攻めあぐねているのだった。

実はすでに戦っていた

一歩も動かないまますでに汗をながし疲れを見せる佐々木小次郎に対し、観客の人間たちは「構えてるだけで汗だくじゃないか」「あんなんで勝負になるかよ」と口々に不安と不満の声を上げ始めていた。

だが、やはりロキは見抜いており、実は佐々木小次郎が幾度もポセイドンに頭の中で仕掛けていることに気が付いた軍神荒アレスにむかい、「あれ?気づきませんでした?」というロキ。

アレスはあまりに高度な戦いに実は気づけていなかったが「そ、そんなこと最初から分かっておるは‼」とタジタジの返事をした。

一方佐々木小次郎は、その間も挑んでは殺されてを繰り返し、すでに18回も頭の中でポセイドンに殺されていた。

あまりに隙がないため佐々木小次郎も「全くこりゃどう攻めたってしぬじゃねえか」と思ってしまうほどだった。

ポセイドンの過去

戦いを見ていた人間側のワルキューレ13姉妹の末妹のゲルも佐々木小次郎が攻めかねていることに不安になり、「さすが『オリンポス12神』の最恐神ポセイドン」と言った。

すると、同じく人間側のワルキューレ13姉妹の長女ブリュンヒルデが、「『12神』ですか…」と意味深なことを言い、「この機会にあなたに教えておきましょう」と話し始めた。

その内容はなんと、かつてオリンポスの神々は、戦乙女ワルキューレと同じく13柱いたと言うのだ。

そして、本来いたはずの13柱目の神を殺したのは、他でもないポセイドンだったのだ。神が神を殺したという事実をはじめて聞いたゲルは驚きを隠せずにいた。

続けてブリュンヒルデは話始めた、「その神の名は『アダマス』」

触れてはいけない名前だったのだろうか、ブリュンヒルデがその名を言った瞬間にそれを聞いていたもの達が一斉にこちらをむいた。それに対しゲルはさらに驚きを隠せづにいた。

ブリュンヒルデの言うところによると、今では誰も恐ろしくてその名を口にできないらしく、アダマスは、かつて全宇宙を統べた神・クロノスの血を受け継ぐ神の一人であり、ゼウスとポセイドンの兄弟だったのだ。

なんとポセイドンは実の兄を殺していたのだった。

39話へと続く

39話のネタバレはこちら

準備中

38話の感想・考察

戦いの始まり

最初に佐々木小次郎とポセイドンが試合開始後も一切動かずにいるところは、観客のみんなと同じく間合いをとっているのだろうと思っていたんですが、まさか頭の中でイメージだけで戦って自分が勝てる道を探していたなんて思いもしませんでした。

いざそれを知ってからまた見るととても緊張感まで伝わってきてさらに盛り上がって見れますね。

あと何回続いて、最初の一歩はどう動くのだろうかと想像しながら見ると、さらに楽しんで読むことができます。

ロキの実力とは

あの高度な戦いを一緒に見ていたアレスは軍神つまりは戦の神なのに、そんなアレスでさえ気づけていなかった。

ポセイドンがなにもはかってなどいないことや、佐々木小次郎が頭の中で何度も勝負を仕掛けていることに気づけているロキの観察力・洞察力・思考力の底が見えず、戦いに登場したさいは一体どんな戦いを見せるのか、人間側が勝つことができるのか。

ハラハラワクワクが止まらないですね。

アダマスとは

かりにも実の兄であり神であるアダマスを、一体どのような理由でどうやって殺めたのか、創造は膨らむばかりです。

ちなみに予想としては、アダマスが悪という悪を尽くすタイプで、ポセイドンの身の回りのものにまで手をだしてしまい、そこから勢力をあげて、、

と予想してますが、あのクールなポセイドンがキレたのか、次話が楽しみですね。

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