漫画「終末のワルキューレ」45話のネタバレ考察と感想|ついにポセイドンが動く

終末のワルキューレ

「終末のワルキューレ」本誌 第45話のネタバレ解説。小次郎の燕返しによって前髪を切り裂かれたポセイドンはついに自ら動き出し、怒涛の攻撃を開始するのだった。

この記事では、重要なネタバレが含まれる可能性があります。あなたがアニメ最新話をまだ観てない場合はご注意ください。

本誌 第45話「秘剣“燕返し“(1)」のネタバレ

「終末のワルキューレ」の概要

人類の誕生から700万年。万物の創造主である神々によって1000年に1度開かれていた「人類存亡会議」にて、進歩の兆しがない人類を見限った神々は人類に「終末」を与える決議を行った。かくして、天界が誇る最強神たちと、秘術「神器錬成」によって神器と化した戦乙女たちと共に戦う最強の人類「神殺しの13人」(エインヘリャル)による、13番勝負の幕が上がる。

前回 第44話のおさらい

・指南
・渾身の一撃
・生み出された絶技
・燕返し

前回のネタバレはこちら

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「終末のワルキューレ」本誌 第45話のネタバレ

武蔵に刻まれた痛み

小次郎の燕返しを上体をそらして躱したポセイドン。

しかしその前髪の一部は物干し竿によってバッサリと切り払われていた。

その様子を「信じられない」と驚嘆の面持ちで見つめるアレスと、その横で無言を貫くヘルメス。武舞台のポセイドンはついに小次郎を正面から見据え、目を合わせる。

その顔は未だに無表情に近いものだったが、僅かに怒りを滲ませていることが伺える。

それを見てフッと口角を上げて笑う小次郎。

観客席にいる宮本伊織は初めて見る秘剣燕返しに驚きを隠せない。

そのとき、隣りにいる武蔵が顔の十字傷に走る痛みに思わず顔を押さえる。

そして笑みを浮かべながら1612年4月13日、舟島での決闘を思い起こすのだった。

防御回避不能の斬撃

舟島の海岸で剣を構えて向かい合う若き佐々木小次郎と宮本武蔵。お互いに力強く踏み込み、一気に間合いを詰める。

小次郎の鍛え抜かれた膂力から繰り出される物干し竿による初太刀は防御不能の一撃である、と武蔵は瞬時に判断する。

その初太刀を辛うじて躱した武蔵だが、その初太刀の軌道をなぞるように死角から神速の第二刀が襲いかかる。

右目の下から左眉の上まで斜めに斬り上げられる武蔵。これこそが佐々木小次郎の”燕返し”。

時間はラグナロクに戻り、「まったく懐かしいな…」と微笑む武蔵。

その様子を見て伊織は何も言えず呆然とするのみだった。

我らが目指せし天下無双

「神仏といえど構え無しで捌けるほど、我らが目指せし天下無双(頂き)は甘くないぞ」と力強く言い放つ武蔵。

かつて小次郎と相まみえた剣豪たちも、それに同調するように不敵な笑みを浮かべる。

そして観客の人類たちもまた、小次郎に向かって歓声を上げるのだった。

ブリュンヒルデの横で観戦を続けているゲルは、この戦いに手応えを感じグッと手を握りしめていた。

そして姉であるフリストに人類の一勝を祈るゲル。

一方の小次郎は神器錬成(ヴェルンド)によって生み出された備前長光三尺余寸に手応えを感じていた。

重み、切れ味ともに申し分ないそれは、小次郎にお誂え向きの業物であった。

怒れる波濤

そんな小次郎の様子を無表情で見つめていたポセイドンは、小次郎に向かって歩を進めだす。

それを見てハッと表情を変えるアレスと、驚きの声を上げる観客席の神々たち。

司会のヘイムダルもポセイドンが自ら動いたことを驚天動地とばかりに実況する。

無表情のまま小次郎に近づきトライデントを構えるポセイドン。

小次郎は目を見開いてその切っ先に集中していた。

次の瞬間、ポセイドンから放たれたのはトライデントによる荒れ狂う波濤の如き突き”怒れる波濤(アムピトリテ)”だった。小次郎はその突きをひたすら躱し続ける。

ヘイムダルの実況が響くなか、ゲルはブリュンヒルデに「小次郎にはポセイドン様の槍が見えているんスね!?」と問いかける。

それに対してブリュンヒルデは「見えているのではなく、すでに経験しているのです」と答えるのだった。

46話へと続く

46話のネタバレはこちら

準備中

45話の感想・考察

天下無双の頂き

終末のワルキューレの宮本武蔵につけられていた顔面の傷は小次郎の燕返しによるものだったようです。巌流島での決闘で右目の下から左上へと斬り上げられてしまった武蔵。

しかし決闘の開始時には無傷だった武蔵の顔がラグナロクのときには✕印の傷を負っており、似たような傷をもう一度負うことになるはずです。

もしもう一つの傷も小次郎による傷だったとするならば、小次郎は燕返しの他にも武蔵に傷をつけるほどの技を持っているということになるはずです。

今後のポセイドンとの戦いでその技が登場する可能性もあるように思います。

また武蔵が天下無双について啖呵を切るシーンのバックで、剣豪たちが不敵に笑っている演出は胸が熱くなるものがありました。

ついに出たポセイドンの必殺技

このエピソードでついにポセイドンが技を繰り出しましたね。

怒涛の如き突き、怒れる波濤(アムピトリテ)はトライデントが何本にも見えるほどの突きのラッシュですが小次郎はそれを躱しきっていました。

一方でポセイドンも棒立ち状態の右手一本で突きを放っており、未だに本気を出していないことが伺えます。

この後、どちらが先に相手の予想を超える一撃を放つのか展開が楽しみです。

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