漫画「終末のワルキューレ」37話のネタバレ考察と感想|剣を志し者の目指した境地

終末のワルキューレ

「終末のワルキューレ」本誌 第37話のネタバレ解説。闘技場へと姿を現した佐々木小次郎。しかしその年老いた姿を見て人類側の観客たちはざわめき出す。

この記事では、重要なネタバレが含まれる可能性があります。あなたがアニメ最新話をまだ観てない場合はご注意ください。

本誌 第37話「大海の暴君(2)」のネタバレ

「終末のワルキューレ」の概要

人類の誕生から700万年。万物の創造主である神々によって1000年に1度開かれていた「人類存亡会議」にて、進歩の兆しがない人類を見限った神々は人類に「終末」を与える決議を行った。かくして、天界が誇る最強神たちと、秘術「神器錬成」によって神器と化した戦乙女たちと共に戦う最強の人類「神殺しの13人」(エインヘリャル)による、13番勝負の幕が上がる。

前回 第36話のおさらい

・リニューアルされた会場
・ラグナロク第3戦 神代表は
・海のゼウス(ゼウス・エナリオス)
・人類史上最強の剣士

前回のネタバレはこちら

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「終末のワルキューレ」本誌 第37話のネタバレ

人類代表 佐々木小次郎

史上最強の敗者(ルーザー)というヘイムダルの口上を背に武舞台へと上がった人類代表の闘士。

その和装の剣士は大太刀を背中に背負っており、顔は三度笠で隠れている。

彼は頭に乗せていた三度笠を放り投げ、ついにその正体が佐々木小次郎であるということを観客たちに明かす。

顔を見せた佐々木小次郎の姿をを見て開いた口が塞がらない、人類側の観客たち。

一方オーディンとロキは何の感慨も見せず無表情に、その様子を見下ろしていた。

小次郎と対面しているポセイドンも興味なさげに虚空を睨んでいる。

それでもブリュンヒルデは腕を組みながら自信有り気なほほ笑みを浮かべ、隣りにいるゲルもそれに習って腕を組んで見守る。

そんな周りの様子を物ともせず泰然自若の面持ちで闘技場に立つ佐々木小次郎。

観客席の人類は年老いた小次郎が人類代表だという事実に面くらい、勝てるわけがないと頭を抱えるのだった。

磨き続けし剣(思い)

観客席では宮本武蔵の養子である宮本伊織が「父に敗れた佐々木小次郎が人類代表など断じて認めぬ」と悔しそうに涙を浮かべる。

武蔵の記した五輪書を抱えながら、観客席にいる他の剣士たちにも同意を求める伊織。

吉岡清十郎や宝蔵院胤舜がそれに「その通りだ」と同調する。

しかし3人から目線を向けられた当の武蔵は腕を組んで目を瞑り、無言で貫禄を滲ませるのみだった。

人類側の観客が荒れてしまっていることに狼狽えるゲル。

ブリュンヒルデはそんなゲルに「信じるのです、あの漢が磨き続けし剣(思い)を」と落ち着いた様子で告げる。

背中に背負った大太刀をほどき、鞘から抜刀する佐々木小次郎。

伊織を始めとする観客たちが見つめるなか、小次郎はその太刀をそっと下段に構えるのだった。

その瞬間、ピィーン……と会場の空気が張り詰める。すると先程まで大きく波打っていた闘技場の海水が完全に凪いでしまう。

体中に電流が走ったような衝撃を受けて、ついに開眼する武蔵。吉岡清十郎と宝蔵院胤舜も眼を点にして絶句する。

その様子を見下ろしていたアレスは冷や汗を流しなら「何なのだあの人間は……!?」と驚嘆の声を上げる。

隣りにいたヘルメスさえも、今回は素直に驚きを口にする。

そしてロキは人類にもまだまだ面白そうなヤツがいる、という事実に顔を邪悪に歪めて微笑むのだった。

天下無双

荒れていた波が完全に凪いでしまったのを見て、観客の神々でさえもざわつき始める。

それでも伊織は「佐々木の詐術に過ぎぬ」と武蔵に顔を向けるが、武蔵は伊織の抱えていた五輪書を抜刀で切り捨ててしまうのだった。

呆然としながら「なぜ?」と問う伊織に「かようなものなどもはや要らぬ」と答える武蔵。

その言葉の意味を理解できない伊織だが、吉岡清十郎、宝蔵院胤舜は佐々木小次郎を見て涙を流していた。

同じく滂沱の涙を流しながら武蔵は「あれぞ剣を志した者すべてが目指した境地」「佐々木小次郎こそ天下無双也」と敬慕の視線を小次郎に送る。

武舞台の上では一切表情を変えないポセイドンがトライデントを持ち上げ、小次郎が「うむ」と一言を漏らす。

ヘイムダルの「FIGHT!!」という掛け声が響き、いよいよラグナロク第3回戦が始まるのだった。

38話へと続く

38話のネタバレはこちら

準備中

37話の感想・考察

老 佐々木小次郎

 
終末のワルキューレでは佐々木小次郎は老人の姿で登場することになりました。

死んでもなお剣の道を極め続けていたことからあの姿が全盛期だということですが、単純な身体能力の衰えなどは気がかりです。

史実において確かな記述がほとんどなく後の創作によって脚色が加えられた結果、佐々木小次郎という存在は様々な描かれ方をされます。

史料をあたれば佐々木小次郎は武蔵と決闘した時点で老人だったという説も存在しますし、この佐々木小次郎はそういったところから着想を得ているのかもしれませんね。

天下無双の境地

その年老いた姿から人類側の観客にさえ懐疑的な視線を向けられてしまった小次郎。

しかし太刀を構えるだけで荒波を凪に変え、会場の空気さえも完全に飲み込んでしまいました。

ライバルである武蔵が涙を流しながら小次郎こそが天下無双であると認めるシーンは胸が熱くなりますし、小次郎の強さに期待感が高まる良い演出だったと思います。

未だに伊織だけが小次郎の強さを理解できないでいる点は可愛らしくもあり、憎たらしい感じもしますね。

今後の小次郎の戦いを見ることで、伊織も小次郎を認めていくという展開を期待したいです。

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