漫画「終末のワルキューレ」33話のネタバレ考察と感想|ゼウスとアダム。壮絶な殴り合いの結末は…

終末のワルキューレ

「終末のワルキューレ」本誌 第33話のネタバレ解説。アダムとゼウスは、互いに掴み合い殴り合いを続ける。意地のぶつかり合いは、遂に決着を迎える…

この記事では、重要なネタバレが含まれる可能性があります。あなたがアニメ最新話をまだ観てない場合はご注意ください。

本誌 第33話「あふれる愛(4)」のネタバレ

「終末のワルキューレ」の概要

人類の誕生から700万年。万物の創造主である神々によって1000年に1度開かれていた「人類存亡会議」にて、進歩の兆しがない人類を見限った神々は人類に「終末」を与える決議を行った。かくして、天界が誇る最強神たちと、秘術「神器錬成」によって神器と化した戦乙女たちと共に戦う最強の人類「神殺しの13人」(エインヘリャル)による、13番勝負の幕が上がる。

前回 第32話のおさらい

・アダム、失明する
・子供達を守るために戦うアダム
・アダム、勝利への執念
・アダムとゼウス、連打の応酬

前回のネタバレはこちら

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「終末のワルキューレ」本誌 第33話のネタバレ

突然訪れた幕引き

アダムとゼウスは、お互いに掴み合いながら殴り合って行きました。

アダムは、右手のメリケンサックを付けて力を込めて一撃を繰り出して行きました。ゼウスも超絶に強力な一撃を容赦なくアダムにぶつけて行きました。

その壮絶な殴り合いを見て、神側も人類側の観客達は、言葉を失い静かにその光景を見続けていました。

闘技場に響くのは、アダムとゼウスの肉体と骨がぶつかり合う大きな音だけでした。延々と続いて行く2人の殴り合い。

アダムとゼウスの拳がお互いの顔に入りました。すると鈍い音が鳴りました。

ゼウスが膝から崩れて倒れました。驚くブリュンヒルデやロキ。

審判のヘイルダムは、興奮してゼウスが遂に倒れたと絶叫に近い実況をするのでした。

アダム、死す

ゼウスの身体中の筋肉が激しく蠢き、大きな音を立てました。するとゼウスの全身から煙が出ました。

煙が消えると、そこには疲労困憊で荒い息をしているゼウスの姿が見えました。

最終形態の阿陀磨須モードが切れて、全身から大量の液体を地面に流していました。

ゼウスは、終わりじゃと言い、溜息を吐きました。

ゼウスの言葉を聞き、アダムが勝利したと人類側は歓声を上げて喜びました。するとヘイルダムは、アダムの様子を見て言葉を失いました。

何かがおかしいと気づく人類側。妻のイヴと子供達は、アダムを良く見ました。

するとアダムは、全く動かずに固まったままでした。そして、アダムが既に息絶え死んでいると理解しました。

ゼウス、アダムを称賛する

人類側の観客達は、アダムの死に呆然としていました。

ゼウスは、ヘイルダムにアダムが自分が倒れるずっと前に死んでいたと告げました。死んでも膝を付かなかったアダム。

死んでも拳骨を自分に向かって繰り出し続けていたと真実を明かすゼウス。

神々達もアダムの執念と強い思いに黙っていることしかできませんでした。

ゼウスは、死んだアダムに向かって笑みを浮かべました。自分が先に尻を地面に付けてしまった。

アダムは、大した男だと褒め称えていました。

そして、この試合が我慢比べだったらアダムの勝利だと認めたのでした。

アダム、消滅

ゼウスがアダムを認めた瞬間、アダムの全身から音が発せられました。右手に装着したメリケンサックが割れてしまいました。

メリケンサックから1人の女性が姿を現しました。

それは、神器錬成しメリケンサックに姿を変えてアダムと共に戦った戦乙女の七女、レギンレイヴでした。

レギンレイヴは、にこやかに笑いアダムの手を掴みました。

するとアダムの手が崩れて行きました。そして、砂の様に少しずつアダムの肉体が消えて行きました。

レギンレイヴは、静かにそれを見守っていました。

そして、アダムと同じように肉体が消滅しようとしていました。その様子を見てブリュンヒルデは黙ったままでした。

ゲルは、レギンレイヴが消えようとしていて泣いて動揺していました。

イヴや子供達、人類側の観客達は、泣きながらアダムの名を呼び消えていくアダムを見守る事しかできませんでした。

そして、完全に闘技場から消滅したアダムとレギンレイヴ。

この瞬間に第2回戦は、ゼウスの勝利となりました。7分13秒の死闘が遂に終わったのでした。

34話へと続く

34話のネタバレはこちら

準備中

33話の感想・考察

死んでもアダムは美しく勇ましいです。

お互いの力と意地をぶつけていくアダムとゼウス。壮絶で止まらない殴り合いが緊迫感があります。

お互いの顔に一撃を喰らわせると、ゼウスが阿陀磨須を解除し膝を付きました。

アダム勝利かと期待しましたが、アダムは既に死んでいました。

この光景はとてもショッキングです。が、固まっても前を向いて相手を倒そうとする姿勢は、芸術的です。

死んでも美しく勇猛な姿が網膜に焼き付きます。ここしっかり注目して見て欲しいです。

ゼウス、素直にアダムを認める。

神々は、強くプライドが高いと思いましたがゼウスは違います。

戦いを通してアダムを強者と認める潔さが素敵です。試合では、死という結果でアダムは負けました。

でも我慢比べだったら、先に尻を付いた自分が負けてアダムの勝ちだったと称賛する姿。

ゼウスがただの戦闘狂でないとよくわかる所です。

流石、神々の代表を務めるだけの力と品格があります。

第3回戦の試合は誰が出るのか?

アダムは、メリケンサックに神器錬成したレギンレイヴと共に消滅をして行きます。

呂布に続き2回目の敗北を喫した人類側。次の試合は、誰が出るのか楽しみです。

そして、今度こそ強大な力を持つ神に勝利することができるのか気になります。

神側もどんな大物が登場するのか待ち遠しいです。

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