「終末のワルキューレ」本誌 第29話のネタバレ解説。ゼウスは、本気を出してアダムを倒す為に最終形態に変化しました。本能で身構えるアダム。ゼウスは、動き始めました…
本誌 第29話「変態(2)」のネタバレ
「終末のワルキューレ」の概要
人類の誕生から700万年。万物の創造主である神々によって1000年に1度開かれていた「人類存亡会議」にて、進歩の兆しがない人類を見限った神々は人類に「終末」を与える決議を行った。かくして、天界が誇る最強神たちと、秘術「神器錬成」によって神器と化した戦乙女たちと共に戦う最強の人類「神殺しの13人」(エインヘリャル)による、13番勝負の幕が上がる。
前回 第28話のおさらい
・人類側、アダムの勝利を望む
・変貌するゼウスの肉体
・ロキ、登場
・ゼウス、痛みに耐えながら最終形態となる
前回のネタバレはこちら
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「終末のワルキューレ」本誌 第29話のネタバレ
身構えるアダム
ゼウスは、アダムを本気で倒す為に奥の手を使いました。全身に力を入れて声を出して苦しむゼウス。
次第にゼウスの全身から何かの液体が出てきました。すると煙が発生しゼウスの姿が見えなくなりました。
突然の状況に驚く審判のヘイルダム。やがて煙が消えて、ゼウスの姿が見え始めました。
ゼウスは、一歩踏み出しました。
するとアダムは、ゼウスから感じる威圧感に反応して自然と両手を出し身構えました。
アダムの本能が、ゼウスを非常に危険だと警告しそうさせていました。
アダムの表情が険しく一変するのでした。
ゼウスの最終形態・阿陀磨須
闘技場の観客達は、ゼウスの姿を見て驚いていました。ある者は怯え、泣き叫ぶ者もいました。
観客席から見ていたゲルは、全身の震えが止まりませんでした。
ブリュンヒルデも腕組みをしていましたが恐怖で震えていました。
ブリュンヒルデは、ゼウスが皆危険だと察知しているとゲルに教えました。
ロキは、ゼウスの最終形態を見てとっても惚れ惚れしてしまうと喜んでいました。
ゼウスが変化した最終形態。それは、阿陀磨須と呼ばれるものでした。
筋肉隆々の姿と全く違うゼウス。
それは、やせ細っていましたが全身無駄のない筋肉をしていました。
凶悪な殺意溢れる顔をアダムに向けるゼウス。
あまりのプレッシャーに驚く神々達。
ヘルメスは、ベストの状態のゼウスだったら阿陀磨須の状態は12・3分持つ。
しかし、アダムから受けたダメージで5・6分が限界だと冷静に分析をしていました。
シヴァは、天界を壊すなと笑みを浮かべて呆れていました。
ゼウス、動く!
ゼウスが行った阿陀磨須は、筋肉を極限に圧縮した状態を作り上げていました。
しかし、内から発生する強大なエネルギーを肉体で何とか抑え込んでいました。
全身の至る場所から音を立てて耐えるゼウス。アダムは、ゼウスの姿を見て禍々しいと感じました。
本能で感じ取りノーガード状態を止めて攻撃態勢を見せるアダム。
するとゼウスが先に動き飛び出しました。右拳を握りアダムに向かうゼウス。
阿陀磨須となったその秘技は、自分が筋肉を凝縮し貯め込んだエネルギーを拳に乗せて最速で放つシンプルなものでした。
そんな最強の一撃である真・神の右を放つゼウス。
アダムは、神虚視で立ち向かうのでした。
激しい攻防とアダムの異変
神虚視でゼウスよりも先に殴るアダム。
ゼウスは、ひるまずに今度は左拳で殴ってきました。それも神虚視で返すアダム。
しかしゼウスは、倒れることなく連続して殴り続けて行きました。
アダムもそれを連続で神虚視を発動し悉く返して行きました。あまりの攻防に闘技場は静まり返りました。
鳴り響くのはゼウスとアダムの攻撃と肉体がぶつかり合う音のみでした。
ゲルは、阿陀磨須状態になったゼウスの攻撃をアダムが全て神虚視で返していた。
今回の2回戦はアダムが勝つと興奮をしていました。すると冷静に見ていたブリュンヒルデが叫びました。
ブリュンヒルデは、何かに気づきました。
このままではアダムはマズいことになると焦り出しました。
すると神虚視を使用していたアダムの目に音が鳴り響きました。
その瞬間に、アダムの鼻から出血が発生しました。
アダムの肉体に異変が起き始めたのでした…。
30話へと続く
30話のネタバレはこちら
準備中
29話の感想・考察
身構えるアダムがカッコイイです
ゼウスは、アダムに勝利する為に奥の手の最終形態を使います。変貌を遂げるゼウス。
その姿を見て本能で危険だと感じ取り構えます。今まで飄々としていて余裕があったアダムが初めて身構えます。
表情も真剣に険しく、今までと違いギャップがあります。無駄のない構えでいつでも対処できる姿がカッコイイです。
ここポイントです。注目してもらいたいです。
凶悪な姿となったゼウス
ゼウスは、全身の筋肉を凝縮した状態の最終形態・阿陀磨須と化しました。
筋肉隆々の姿とは違い、凶悪で神と言うより悪魔に見えます。恐さに溢れています。
今までのやられても時折見せる柔らかい姿やユーモアが全くありません。これが神の本気と言うやつです。
真の姿を見せたゼウスの無駄のない筋肉と威圧感が物凄いです。
激しい攻防とアダムの異変が気になります
阿陀磨須状態になったゼウスは、全身にため込んだエネルギーを最速で放つ真・神の右を繰り出します。
それを神虚視で返していくアダム。ゼウスは、倒れずに連続攻撃を仕掛けて行きます。
息もつかせぬ大攻防戦が手に汗握り迫力があります。
ゼウスの一撃も受けずに行き、アダム勝利。かと思いきや、アダムの神虚視に異変が起きます。
鼻から出血するアダムに一体何が起きたのか気になります。
そして、ゼウスに敗れてしまうのか。勝負の行方も見逃せません。
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