漫画「戦×恋 ヴァルラヴ」69話のネタバレ考察・感想|九姉妹とウルたちが世界樹救済を話し合う…

戦×恋 ヴァルラヴ

「戦×恋 ヴァルラヴ」本誌 第69話のネタバレ解説。邪神派の総攻撃が始まり、戦士の館は徹底抗戦の構えに入る。一方、地上では九姉妹とウルたちが会食し、世界樹救済を話し合う…

この記事では、重要なネタバレが含まれる可能性があります。あなたがアニメ最新話をまだ観てない場合はご注意ください。

本誌 第69話「乙女と女神」のネタバレ

「 戦×恋 ヴァルラヴ」の概要

顔が怖すぎて周囲から怯えられ、自らも人を遠ざけるようになってしまった高校生・亜久津拓真。
ある時、一人の少女を助けたのをきっかけに、9人の少女とルームシェアをしながら世界を救う戦いへと身を投じることになり――!?イチャイチャしないと生き残れない!?

【最新話あり】全話ネタバレまとめ

前回 第68話のおさらい

・六海の正体
・湯舟での語らい
・姉妹の再会
・開かれる‟正面玄関‟

前回のネタバレはこちら

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「戦×恋 ヴァルラヴ」本誌 第69話のネタバレ

邪神派の総攻撃

戦士の館が邪神派に包囲され、一斉攻撃を受けている。

「すごい数の悪魔だ!」主神派の兵士が驚いている。

それをフレイが「うろたえるな!」と一喝した。

戦士の館の防護結界は神界随一であり、そう簡単には破られないからだ。

また、主神派には深部の‟戦吼‟を含め防衛装置が十全に備わっている。

「次!滅魂砲6番から18番まで稼働用意!急げ!」フレイは次々に指示していった。

(まだしばらくは持ち堪えられる…だが)フレイヤは邪神派の動きを懸念する。

九姉妹との会食

その頃、邪神派総司令官バルドルに妖凰師団の攻撃開始が報告されていた。

「シェルター建設の方はどうなっている?」

「黒猫旅団団長アングルボザ様からの伝達によると、後ひと月はかかるとのこと」

バルドルは、シェルターの完成を急がせた。

神界は、空がくすみ大地は荒れ果てており、その朝も幾人もが‟病‟で命を落としていた。

神界の滅びが近いのは目に見えている。

バルドルは繋がれた点滴チューブを引きちぎりながら、‟進化‟を持ってくるように命令した。

一方、地上では九姉妹たちがファミリーレストランに来ている。

そこは山田が働いている店で、拓真は大勢で押し掛けたのを詫びる。

「スク子…じゃないスクルドちゃん何食べる?…」六海が尋ねる。

「言語同断じゃー!」スクルドは、敵同士が仲良く食卓を囲んでいるのに抗議した。

ウルの相談

それをニイナが宥め、とりあえずその場が落ち着く。

「で、ウル…お前の予想だとこの戦争でロキが何かを企んでるんだってな」一千花は本題に入った。

ウルは、ロキには生に対する執着が無く、常に満足に死にたがっていると話す。

今のままでは、折角のお祭りが邪神派の圧勝で終わると予想された。

そのような結末は、邪神ロキが満足するものではないとウルは続ける。

「…ならば我々は争っている場合ではないな」一千花が応える。

するとニイナが「そうっす!…冥界攻略、私たちも手伝うっす!」と立ち上がった。

冥界への‟正面玄関‟は既に分かっており、後は‟扉‟を開くための大量のエーテルと経路を安定させるための‟空間安定装置‟が必要である。

「どちらかを担当してくれたら助かるんだが…」三沙が呼びかけた。

「姫君の悪魔なら空間固定に最適なのでは?」ウルが応える。

スクルドは勝手に話を進める彼に抗議しつつ、黒猫旅団団長の了解があるのか尋ねた。

団長への報告

ウルは、先日旅団本陣に戻った際、団長の了承を得ている。

その時彼は、シェルターが完成に近いのを見てきており、間もなく入植が始まると知らされる。

その際にはウルは妹のスカジに会っており、病で苦しむ彼女を守ると改めて誓っていた。

彼は団長アングルボザにロキの企みについて報告し、邪神派諸共滅ぼしかねない何かがあると伝える。

「それは大変だニャ…人間界土産おいしーニャー」

大して驚かない彼女に、ウルは少し面食らった。

引き続き彼は、主神派の世界樹救出計画について話す。

救出計画が成功すれば、神界の退廃も‟病‟するも治る可能性があった。

ウルはアングルボザに、世界樹救出がなされた暁には、黒猫旅団を率いて暴走するロキと戦うよう頼むのであった。

70話へと続く

70話のネタバレはこちら

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69話の感想・考察

圧倒的に有利な邪神派

いよいよ邪神派の総攻撃が始まりました。戦士の館の防護結界は神界随一であり、簡単には突破されないと思われます。また、‟館‟深部には‟戦吼‟などの防衛装置が揃っています。但し、それも時間の問題であり、有効な反撃手段が求められます。何より邪神派は‟世界樹の涙‟を手にしており、戦力的には圧倒的に有利だと言えます。

スクルドの本心

それにしても、九姉妹とスクルドが仲良く会食する日がくるとは、誰が予想した事でしょう。スクルドはウルに説得されたのでしょうが、それでも納得していないようですね。尤も彼女は母親ロキを恐れていながら、何処かで疎んじている面もあるのは事実です。その背景には、スクルドが三姉妹の中で最も弱く、ロキの寵愛をまともに受けてこなかった経緯があります。

ウルの翻心

ウルがロキに背くカタチになったのは、妹スカジの存在があったからなのですね。彼女の‟病‟を治すには、世界樹を救済するのが最も確実な方法と判断したわけです。また、ロキが自滅志向であるのが分かり、ついていけなくなったのでしょう。

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