「戦×恋 ヴァルラヴ」本誌 第49話のネタバレ解説。世界樹が暴走し、四乃に「戦恋」の白羽の矢が立つ。拓真がベッドインの準備をする中、四乃は熟睡モードに入ってしまう。
本誌 第49話「眠る乙女」のネタバレ
「 戦×恋 ヴァルラヴ」の概要
顔が怖すぎて周囲から怯えられ、自らも人を遠ざけるようになってしまった高校生・亜久津拓真。
ある時、一人の少女を助けたのをきっかけに、9人の少女とルームシェアをしながら世界を救う戦いへと身を投じることになり――!?イチャイチャしないと生き残れない!?
前回 第48話のおさらい
・中等部のオリエンテーション
・八雲の人気
・八雲の悪戯
・巨大な樹の出現
前回のネタバレはこちら
「戦×恋 ヴァルラヴ」本誌 第49話のネタバレ
世界樹の暴走
突然現れた巨大な樹が、街で暴れまわっている。
「ご覧ください、視聴者の皆さま!大変な事態です!」人々が逃げまどう中、番組リポーターが叫んでいる。
「政府が先ほど国家非常事態宣言を発令し…」その頃、九姉妹が街角で合流していた。
「あれは何なんですか?あれも邪神派の仕業なんですか?」拓真が七樹に尋ねる。
「いや、あれは…世界樹の暴走だ」そこにグリンカムビが鳥の姿で登場した。
「事態は一刻を争います…貴方様の出番がイッツきました」彼は四乃を指名した。
それは勝とか負けるとかいう次元の話ではないと言う。グリンカムビは四乃に、「鎧」で根の活動を抑え込むよう指示した。
「…畏まりました…必ずや私の使命果たして参ります」
「気を付けて下さいね、四乃姉さんっ」「ふぁいとー!」妹らが応援する。
すると二葉が拓真の方に手を置き、揺れないように言った。
「それってどういう意味…」
四乃の戦恋
「それではさっそく始めましょうか」グリンカムビは、戦恋「一糸まとわぬ姿で抱き合って濃厚ディープキスを5分間」を宣言した。
家に帰る時間がないので、拓真と四乃は駅前のビジネスホテルに入る。二人は暫くそわそわしてから、先に拓真がシャワーを浴び行く。
シャワーを終えてから、拓真は自分を落ち着かせる。ひとまず彼女のレベルを確認すると、かなり低いことが分かった。
(あれ…でも待てよ)
今まで張ってきた「結界」は四乃の「鎧」の効力である。
即ち、低レベルで変身もしていない彼女が、強力な能力を連発していたことになる。
その時、拓真らのいる建物が鳴り響いた。
(ぼーっとしてる場合じゃない!)彼は戦恋の準備を整える。
熟睡する四乃
そして四乃に呼びかけたところ、彼女は既に寝息を立てて眠っていた。拓真は慌てて起こしにかかるが、四乃は起きる様子を見せない。
(…どうする?まずは「一糸まとわぬ姿」にしないと…)
彼は覚悟を決め、彼女の服を脱がし始めた。
四乃はシャワー前だったので、拓真は彼女の身体を拭くことにする。
それでも彼女は起きる気配が無く、彼は「いけないこと」をしている気分になった。
(次は…)拓真は四乃の両足を広げ、目をつぶって股を拭いた。
残りは後ろだけになり、彼は彼女を根転がす。すると、四乃の腰にある傷痕が目についた。
拓真の覚悟
一方、他の九姉妹たちは人々を誘導して、避難させていた。その時、拓真の脳裏に「揺れないで」という二葉の言葉が浮かぶ。
彼は自分の顔を叩いて気合を入れ直し、四乃の身体を拭き終えた。
「いきますよ、四乃さん!」拓真は彼女の上に覆いかぶさった。先ずは口づけして舌をからませながら、四乃の胸を揉み始める。
(ここは…病院?)四乃がベンチに座っている。
彼女の足元にボールが転がってきて、その後ろに男の子が立っていた。
「たっくん」四乃が寝言を言う。
「私…病気になってしまったのです…約束守れなくなって…ごめんなさい…」彼女は涙を流した。
「大丈夫」拓真は四乃の身体を起こして抱きかかえる。
「君は自分が必ず守る、自分の命に代えても!」
その時、四乃は目を開け「…ありがとう、たっくん」と応えるのだった。
50話へと続く
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49話の感想・考察
人類を救う「鎧」
人間界は大変なことになりましたね。一見、邪神派の仕業かと思われましたが、真相は世界樹の暴走でした。
それは主神オーディンが預言したことであり、遂に人類は絶望と希望の岐路に立たされました。
そこで出番となったのが、戦闘力が最も低かった四乃です。彼女の「鎧」が人類を如何に救うか楽しみですね。
恋愛の新鮮味
四乃と拓真の戦恋は、ビジネスホテルの部屋で行われます。何とも庶民的な感じがしますね。
人類救済計画は、そんな街の片隅で始まるわけです。それにしても、二人は相変わらずよそよそしい雰囲気を醸し出しています。
最も恋愛には、よそよそしい雰囲気も新鮮味があって良いと言えます。そして、シャワーを浴びながら、拓真の胸は高まっていきます。
謎めいた四乃
四乃はレベルが低いにも関わらず、邪神派との戦闘で強力な結界を張ってきました。
戦乙女にも変身しておらず、彼女の能力の源が気になります。まあ、いずれはその謎も明らかにされることでしょう。
その時の拓真の反応も見ものです。とは言え、肝心な時に四乃は眠ってしまいましたね。しかし、どうやらそれも良い方向に展開したみたいですね。
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