漫画「戦×恋 ヴァルラヴ」38話のネタバレ考察・感想|暴徒と対峙した拓真は一方的な攻撃を受ける

戦×恋 ヴァルラヴ

「戦×恋 ヴァルラヴ」本誌 第38話のネタバレ解説。拓真は自主性を取り戻すために、九姉妹にプレゼントを贈ることにした。途中、暴徒と対峙するが、能力を使うのを忘れてしまい…

この記事では、重要なネタバレが含まれる可能性があります。あなたがアニメ最新話をまだ観てない場合はご注意ください。

本誌 第38話「贈られる乙女」のネタバレ

「 戦×恋 ヴァルラヴ」の概要

顔が怖すぎて周囲から怯えられ、自らも人を遠ざけるようになってしまった高校生・亜久津拓真。
ある時、一人の少女を助けたのをきっかけに、9人の少女とルームシェアをしながら世界を救う戦いへと身を投じることになり――!?イチャイチャしないと生き残れない!?

【最新話あり】全話ネタバレまとめ

前回 第37話のおさらい

・三沙の指名
・戦恋「くすぐりSM」
・「神界SM88手」
・三沙の覚醒

前回のネタバレはこちら

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「戦×恋 ヴァルラヴ」本誌 第38話のネタバレ

拓真の決意

12月24日、亜久津家ではクリスマスパーティーの飾り付けが行われている。神界ではそんな文化がないため、九姉妹は楽しみにしていた。

「おタクマっち、今日も一千花姉と修行か?」三沙が廊下を歩く彼に声をかける。拓真は反応しないまま、溜息をつきながら隣の部屋に入ろうとした。

そこでは七樹らが着替えをしており、彼は追い出されてしまう。

(いつまでもうだうだしてちゃ駄目だ…!)拓真は気を取り直して外出する。

彼が向かったのは商店街で、みんなへのクリスマスプレゼントを買うつもりだった。拓真はいつもグリンカムビの指示を受けており、自主性の無さに悩んでいた。

「自分の意志でデートするんだ!」

暴徒との対峙

その様子を、一千花が遠くから眺めている。彼女は、この機会に拓真の能力を確かめることにした。

修行の成果もあって、彼の能力は日々成長している。

しかし、急に力を得た者はその力に溺れ、時には横暴になるものだ。一千花は、拓真の器の大きさを見せてもらうことにした。

拓真は手際の悪さをさらしながらも、次々にプレゼントを購入して行った。彼が膨らんだリュックを背負って歩いていると、空き缶が顔面に命中する。

「今日という今日は退治してやるぜ!」北皇市自警団を名乗る男たちが息巻いた。

ある者は、「アクマのせいで私の家がぺしゃんこになったのよ」と言い、ある者は「アクマのせいで僕に彼女ができないんだ!」と訴えた。

「とっととこの町から出ていきやがれ!」リーダー格の男がバットで殴りつける。

反撃しない理由

一千花は、反撃しない拓真をイライラしながら見守っていた。リーダーが拓真のリュックに目を付けた時、彼女はたまらず彼に制裁を加えた。

「貴様も貴様だ!なぜ本を使わなかった⁉」能力を使えば、拓真は暴徒らを簡単に追い払えたはずだった。

「能力…あっ、すかり忘れてました」彼は頭をかいた。

拓真は、「本」は九姉妹を守るための能力であり、誰かと喧嘩するために使うという考えが無かった。

それを聞いて、「ははっ…忘れていただと⁉」一千花は大笑いする。

それまで彼女にとって、力とは己を証明するための術(すべ)であった。

「初めて出会ったな…力を振るわず己を証明する奴なんて」

クリスマスの意味

二人が帰宅した後、クリスマスパーティーが始まった。テーブルには、二葉が腕を振るった豪華な料理が並んでいる。

みんなが楽しく食事する中、拓真はプレゼントを披露する。

一千花は脱衣所に行き、渡されたヘアピンを付けてみた。

(笑えば可愛い…か)と鏡に向かって微笑んだ。

その様子を二葉と三沙に見られ、一千花は慌てて弁解した。噂は他の姉妹にも伝わり、場は大いに盛り上がりを見せる。

五代は、いつか誰かが言った言葉を思い出していた。「クリスマスは恋人たちの夜」その言葉に間違いはなかった。

(ただ一つ間違っているのは…)眠りについた拓真は、五代の呼びかけに目を覚ました。

そこには、サンタの衣装を着た五代の姿がある。

「拓真さん…私を抱いて下さいまし!」恋人たちの夜は、日付を超えた深夜にこそ加熱するのだった。

39話へと続く

39話のネタバレはこちら

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38話の感想・考察

戦恋の休止?

九姉妹にとって、クリスマスは初めての経験でした。クリスマスの文化は神界になく、彼女らは新鮮な感じを覚えます。

亜久津家ではパーティー自体も無かったでしょうから、九姉妹たちのワクワク感が伝わってきますね。

和気あいあいとした雰囲気に、流石にグリンカムビも戦恋を持ち出しませんでしたね。

大きなチャレンジ

近頃の拓真は、グリンカムビの指示通りに行動するだけでした。そんな自分に、自主性の無さを感じていたようです。

彼は、立派な「恋人」になるためにも、自分で考えて行動できる男になりたいと思ったわけです。そこで思いついたのが、九姉妹へのプレゼントでした。

人にモノを贈る経験が無かった彼にとって、それは大きなチャレンジに思えたことでしょうね。

大事な何か

一千花は幼い頃から、己を証明するための術として、力を振るって生きてきました。それは、戦乙女としては当然の在り方です。

しかし、力を振るわずに己を証明する拓真に出会い、大事な何かを掴んだことでしょう。

彼女は、彼に贈られたヘアピンをかなり気に入ったみたいですね。

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