「ヴァルラヴ」本誌 第34話のネタバレ解説。拓真は四乃との戦恋に入る。二人は「全裸で添い寝」することになり、拓真の興奮が最高潮に達する。
本誌 第34話「添い寝する乙女」のネタバレ
「ヴァルラヴ」の概要
顔が怖すぎて周囲から怯えられ、自らも人を遠ざけるようになってしまった高校生・亜久津拓真。
ある時、一人の少女を助けたのをきっかけに、9人の少女とルームシェアをしながら世界を救う戦いへと身を投じることになり――!?イチャイチャしないと生き残れない!?
前回 第33話のおさらい
・四乃の出番
・拓真の出番
・グリンカムビの出番
・3人姉妹の出番
前回のネタバレはこちら
「ヴァルラヴ」本誌 第34話のネタバレ
四乃との戦恋
「四乃様は恋人様の部屋に寝かせてあります」時鳴鳥(グリンカムビ)が拓真に告げる。
「いやーそれにしてもナイス役得ですね、恋人様ったら!」グリンカムビは、戦乙女九姉妹とイチャつける拓真を羨ましがる。
九姉妹は主神オーディンの娘として、神界ではアイドル的存在だった。
そこに三沙が現れ「無駄話してねーで、とっとと戦恋しに行け、タクマ!」とグリンカムビを連れて行く。
部屋の中では、四乃がかすかな寝息を立てて眠ってる。(…この人が今まで結界を張っててくれたんだよなぁ)
全裸で添い寝
すると彼女は目を覚まし「…おはようございます、あるじ様」と挨拶した。
拓真は四乃をまじまじと見つめながら、彼女に何処かで会った気がした。
その時、隣の部屋からグリンカムビの呼びかけが聞こえてきた。「準備はできましたか!?できましたね!?」
グリンカムビは拓真たちに、戦恋「全裸で添い寝」を始めるように言った。
「なんで全裸になる必要が…」と言いかけた拓真に電気ショックが走る。
一方、四乃は「それが私の宿命ならば…」と服を脱ぎ始めた。その間、拓真は後ろを向くことにした。
四乃の準備ができると、拓真も全裸になり布団にもぐり込む。
「ほらもっと近づいて!腕枕とかして!」グリンカムビから指示が飛ぶ。
拓真の「剣」
四乃は拓真の首に腕を回し、身体を密着させた。
拓真は激しい鼓動を覚えながら、(静まれ!静まれ!)と自分に言い聞かせる。
こうした経験は何度かあったが、今回は全く違っている。
(な、なんだ、なんなんだこれは!)彼は顔が熱くなっていた。
七樹との時もドキドキしたが、それ以上に興奮している。すると、四乃の手が拓真の下半身に伸びてきた。
その手は、彼の股間を触ったり握ったりしている。「あ、あのー四乃さん⁉さっきから何を…?」
「す、すみません、痛かったでございましょうか…?」四乃は、拓真の股についているモノが何か分からなかった。
男に乳房が無いのは知っていたが、ソレに関する知識を持ち合わせていないと言う。
「こ、これはその…男性がみんな持っている剣…みたいなものです」拓真は迷いながら応えた。
「私は主様に与えられし聖剣、なればこそ」四乃は、拓真の「剣」を観察したいと言う。
拓真は、解答ミスしたと痛感する。そこで彼は、少しだけモノを見せることにした。
四乃は拓真の上に四つん這いになり、彼の股間をマジマジと観察する。
彼女の股間が丸見えとなり、拓真は頭がクラクラしてきた。
「刀身がずいぶんと反っておられるのですね…少し触ってみてもよろしいでしょうか…」その時、拓真は既に意識が遠のいていた。
グリンカムビの思惑
その頃、他の姉妹たちはトランプに興じていた。「隊長…こんなにのんびりしていていいんでしょうか」七樹が一千花に訊く。
それに対して一千花は、戦女神の襲来は暫く無いと答える。
別の部屋では、三沙がグリンカムビに人間界に来た理由を問いただす。
「だから言ったじゃないですかもー…プリンセス様たちの戦恋を監督するためだってー」三沙は、それだけのために彼が来たとは思っていない。
それは、グリンカムビが主神直轄紅葉騎士団の副団長だと知っているからだ。
グリンカムビは観念して、真相を話し始めるのだった。
35話へと続く
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34話の感想・考察
弱さゆえの優しさ
神界のプリンセス達とイチャつけるなんて、羨ましい役得ですね。九姉妹は神界のアイドル的存在で、その世界の男性に夢を与えていました。
今回は、九姉妹の中でも特に拓真に忠誠心のある四乃です。彼女は自分の弱さを知ってるからこそ、人間である彼に優しくできるのでしょう。
えげつない戦恋
一方、拓真は四乃の存在が如何に大きいのか分かっています。
彼女が結界を張っているからこそ、自分たちが平和に暮らせていました。主神オーディンは、最も身体が弱い四乃に最大の力を与えたと言えます。
それにしても「全裸で添い寝」とは、相変わらずグリンカムビの考える戦恋はえげつないですね。
意地の悪い鳥
準備ができた四乃の布団に、拓真が入っていきました。それは、新婚夫婦の初夜のようなドキドキ感がありますね。
拓真には多少の経験はありますが、二人の初々しい緊張感が伝わってきます。すると、グリンカムビから野暮な指示が飛んできました。
ホント、意地の悪い鳥ですね。
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