「戦×恋 ヴァルラヴ」本誌 第46話のネタバレ解説。ウルがスクルドに新たな「恋人」を紹介する。スクルドはさっそく会いに行くが、現れたのは六海の後輩ニイナだった。
本誌 第46話「キスする女神」のネタバレ
「 戦×恋 ヴァルラヴ」の概要
顔が怖すぎて周囲から怯えられ、自らも人を遠ざけるようになってしまった高校生・亜久津拓真。
ある時、一人の少女を助けたのをきっかけに、9人の少女とルームシェアをしながら世界を救う戦いへと身を投じることになり――!?イチャイチャしないと生き残れない!?
前回 第45話のおさらい
・続く金欠状態
・新たなユニット
・物怖じしない後輩
・強まる苦手意識
前回のネタバレはこちら
「戦×恋 ヴァルラヴ」本誌 第46話のネタバレ
ウルの現状整理
邪神派のウルがガルムの下を訪れ、現状を整理したいと言う。
現在、神界ではロキを当目とした邪神派とオーディンら主神派に分かれて戦争が続いている。
攻防は一進一退を繰り返しており、互いに決め手がないまま数年が経過した。
それでも、秘宝「ヤドリギの枝」を奪った邪神派が有利になっている。
神界の覇権を決する対戦「ラグナロク」が間近に迫っていたが、邪神派の勝算は高くなったとウルは話す。
当初の予定と違ったものの、これで「人間界におけるエーテル確保」の任務が達成されるわけだ。
「オレ様のサポートのお陰だな!」ガルムは胸を張る。但し、気がかりなのは戦乙女九姉妹の存在だった。
彼女らがラグナロクの障害になるのなら、排除しなければならい。
戦乙女の撃破とその「恋人」の抹殺、これが公爵より与えれられたウルらの新たな任務である。
「姫君もよろしいですか?」そこには、スクルドが膝を抱えて座っていた。
新たな恋人探し
「…姫君、心中お察し致します…ですが我々には重要な任務があります」ウルは戦乙女に対抗するため、彼女に次の「恋人」と契約するように願った。
スクルドは戦乙女を討つために全力を尽くすと誓う。それが、レスクヴァへの手向けとなるからだ。
そこでウルは、「恋人」の選定を申し出た。
彼はここ数日付近の人間の魂を計測しており、その結果二人の候補者を見つけていた。
ウルは写真を見せながら、「一人目が…この山田という少年です」と紹介する。
「…なんじゃ、このモブみたいな輩は」
「モブ顔だからと言って甘く見てはいけません、姫君」
ウルは、山田が類まれなる魂を持っており、身体的にも何かしらの特性を期待できると説明する。
「いやじゃ!モブなど余の恋人に相応しくない!」
だいいち、レスクヴァは男を好きになれず、汚らわしいとさえ感じていた。
「でしたら残るは…」
ニイナに白羽の矢が!
レスクヴァは、ウルに紹介された女の子の下を訪れる。そこは、六海の後輩ニイナが住む部屋であった。
「余は戦女神三姉妹が第三女スクルド、そなたは余の恋人に任命された!」ニイナは驚いて扉を閉め、警察に連絡しようとする。
スクルドは、自分には帰る場所がなく、任務を果たすことしか生きる術がないと訴えた。
ニイナはスクルドが幼く見えたこともあり、話だけは聞くことにした。
「君はまだ子供だよね?恋人とかさすがに早いと思うんだけど…」
「余は童ではないぞ?」
スクルドには樹師(セイズ)の特性があり、年齢以上に幼く見えてしまうと言う。彼女の実年齢は、人間界の25歳くらいだった。
そんな話はニイナに通じるはずもなく、彼女は想像以上にイタイ子を家に入れたと後悔した。
ニイナの事情
「というわけじゃ」スクルドは、ニイナに唇を差し出すよう求める。
「イヤっす」スクルドは、ニイナに拒まれて動揺する。
「アイドルは恋愛禁止っす!」その上、ニイナは女子高育ちの為に、未だキスの経験がないと応えた。
するとスクルドは彼女の上に覆いかぶさり、自分が身をもって恋愛を教えると言う。
その時、スクルドは別の部屋に人の気配を感じた。彼女が戸を開けると、点滴につながれたニイナの父親が眠っているのだった。
47話へと続く
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46話の感想・考察
邪神派も大変
ウルがバイト出勤前のガルムを尋ねます。邪神派と言えども、地上で生活するのは大変なようですね。
邪神派と主神派の攻防は一進一退が続いており、彼らも長期戦を覚悟しているのでしょう。
それでも、ヤドリギの枝を手にした邪神派は有利な立場で、来るべき対戦「ラグナロク」で雌雄が決しようとしています。
ニイナの運命
スクルドは意気消沈したまま、地上に残されています。
彼女はレスクヴァへの手向けとして、戦乙女を討つしか生きる術がありません。敵討ちに命をかけるなんて、相当な古風志向と言えます。
新たな恋人としてニイナに白羽の矢が立ちましたが、それも運命なのでしょうね。
スクルドに対する恐怖
ニイナは、スクルドが子供に見えたので、とりあえず話を聞くことにしました。アイドルとしては、子供も大事にしなければなりませんからね。
しかし、次々訳の分からない話を聞かされて、「イタイ子」の印象が強まりました。
その上ニイナは、スクルドが物怖じせず強引に話しを持っていくところに恐怖を感じたかもしれませんね。
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