漫画「戦×恋 ヴァルラヴ」41話のネタバレ考察・感想|拓真は成長した九瑠璃に戦恋を求めるが…

戦×恋 ヴァルラヴ

「戦×恋 ヴァルラヴ」本誌 第41話のネタバレ解説。反抗期になった九瑠璃は、拓真との戦恋を拒否する。結局、彼女は戦乙女に変身しないまま悪魔と対峙するのだが…

この記事では、重要なネタバレが含まれる可能性があります。あなたがアニメ最新話をまだ観てない場合はご注意ください。

本誌 第41話「反抗期の乙女」のネタバレ

「 戦×恋 ヴァルラヴ」の概要

顔が怖すぎて周囲から怯えられ、自らも人を遠ざけるようになってしまった高校生・亜久津拓真。
ある時、一人の少女を助けたのをきっかけに、9人の少女とルームシェアをしながら世界を救う戦いへと身を投じることになり――!?イチャイチャしないと生き残れない!?

【最新話あり】全話ネタバレまとめ

前回 第40話のおさらい

・新たな預言
・戦恋「恋人と耳かき」
・くるりの望み
・宝樹「刻わたりの兜」

前回のネタバレはこちら

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「戦×恋 ヴァルラヴ」本誌 第41話のネタバレ

九瑠璃の反抗期

九瑠璃は「兜」の力で乙女に成長したものの、同時に反抗期を迎えてしまった。

彼女は拓真との「戦恋」を拒否するどころか、彼の存在そのものをキモく感じる。

姉たちは、悪魔召喚までになんとか九瑠璃をレベルアップさせなくてはと焦った。

拓真は恐る恐る、九瑠璃の部屋を訪ねる。「拓真にーちゃん…九瑠璃さっき部屋入ってこないでって言わなかったけ?」

「す、すみません!でも…」仕方なく、九瑠璃は拓真を部屋に招き入れた。

そもそも彼が部屋を訪れたのは、二葉に依頼されたからだ。

今回の悪魔の特性に対し、九瑠璃の聖剣は相性抜群である。

それ故、ここはなんとか九瑠璃に出陣して貰いたいわえけだ。

悪魔召喚まであと3時間となり、一刻を争う事態だった。

拓真は、ギャル九瑠璃をキュンキュンさせるように頼まれる。

九瑠璃との対決

彼は意を決し、作業中の九瑠璃の手を掴んだ。「え…何拓真にーちゃん、急に手掴んで」

「九瑠璃さんと戦恋『手を恋人つなぎ』をと思って…その」彼女は彼の手を振り払い「拓真にーちゃん、キモイ」と吐き捨てるように言った。

拓真は悪魔召喚が迫っていると説明し、九瑠璃にレベルアップを求める。

「なになに?拓真にーちゃん、そんなに九瑠璃とエロいコトしたいのー?このスケベ♪」拓真は、顔が真っ赤になった。

それでも気を取り直し、彼はこれまでの戦恋レパートリーを次々に提案する。

しかし、九瑠璃は全く興味を示さなかった。

九瑠璃の優しさ

「よーし!かんせー♪」彼女が完成させたのは、ロボット型食器洗い機だった。

九瑠璃は、いつも家事で大変な二葉のため、そのロボットを造ったのである。

そんな彼女に対し、拓真はいつもと変わらぬ優しさを感じた。ロボットが無事稼働し、九瑠璃は上機嫌になっている。

そこで拓真は改めて戦恋を願うが、「だいじょうぶ」と一蹴される。

彼女は、レベルアップしなくても十分戦える自信があった。その時、ロボットに不具合が発生して、動きが止まる。

九瑠璃は、ネジが一本抜けているのに気づく。ロボットは再稼働するが、彼女に襲い掛かってきた。

「生キトシ生ケルモノスベテ洗ッテ見セマス」拓真は九瑠璃を助けようとするが、弾みで彼女の胸を掴んでしまう。

「拓真にーちゃんのスケベー!」九瑠璃は拓真を引っぱたく。

「ずびばせんっ!」

九瑠璃、変身する

二人は険悪なムードのまま、悪魔召喚の時刻を迎える。拓真たちが街に出ると、上空に召喚紋が現れた。

先ずは、四乃が結界を発動する。「それでは九瑠璃さん、キスして変身を…」拓真は急かした。

「はぁ?ヤダし」乙女の唇は安くなかった。そもそも、スケベな拓真とはキスしたくないと言う。

「そ、そんなこと言ってる場合じゃ…」その時、二人のところに悪魔の攻撃がさく裂した。

悪魔は分裂し、物凄い数になっている。「あーもー!」九瑠璃はおもむろに拓真にキスする。

‟戦乙女‟が発動し、九瑠璃の聖剣が一撃で悪魔を粉砕した。

「はやく帰ってお菓子食べるし、お腹減ったし…」そこに、撃ち漏らした悪魔が襲い掛かった。

「九瑠璃のドジーっ!」姉たちが叫ぶ。

拓真は彼女に次の攻撃を求めたが、再装填まであと3時間かかると言う。

九瑠璃は間一髪のところ、拓真に救出された。その時、七樹が飛び出して変身し、残りの悪魔を退治するのだった。

42話へと続く

42話のネタバレはこちら

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41話の感想・考察

禍福は糾える縄のごとし

成長した九瑠璃は、かなりの美少女でしたね。

但し、反抗期も同時に迎えてしまい、手がつけられなくなりました。将に、「禍福は糾える縄のごとし」です。

しかし、そう呑気に構えているわけにもいきません。悪魔の召喚が差し迫っていたからです。

二葉の命を受けた拓真が説得しますが、おちょくられたまま終わってしまいましたね。

拓真の救い

九瑠璃が拓真を相手にしなかったのは、作業に忙しかった為でもあります。それだけ彼女は、発明が好きなのでしょうね。

今回作ったロボット型食洗機は、二葉の家事を楽にするためです。

九瑠璃は反抗気になっても、本来の優しさを失っていません。それが、拓真にとっても救いとなっていました。

「キモい」ままでは、立つ瀬がありませんからね。

それぞれをカバー

戦乙女になった九瑠璃は、凄まじいパワーを見せてくれました。一撃で悪魔を粉砕するとは、さすが神界ナンバーワンの破壊力です。

但し、ドジなところは成長しても変わっていません。最終的な詰めの甘さは、年齢が若いためなのもあります。

とは言え、欠点や弱さは誰にでもあるものです。それは九姉妹にも当てはまることで、それぞれがカバーし合えば良いことですね。

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