漫画「戦×恋 ヴァルラヴ」67話のネタバレ考察・感想|腕を切り落とされても拓真は二葉を擁護し…

戦×恋 ヴァルラヴ

「戦×恋 ヴァルラヴ」本誌 第67話のネタバレ解説。二葉は戦士の館から指名手配をかけられ、命を狙われることになる。腕を切り落とされても、拓真は二葉を擁護しようとするのだが…

この記事では、重要なネタバレが含まれる可能性があります。あなたがアニメ最新話をまだ観てない場合はご注意ください。

本誌 第67話「信じる恋人」のネタバレ

「 戦×恋 ヴァルラヴ」の概要

顔が怖すぎて周囲から怯えられ、自らも人を遠ざけるようになってしまった高校生・亜久津拓真。
ある時、一人の少女を助けたのをきっかけに、9人の少女とルームシェアをしながら世界を救う戦いへと身を投じることになり――!?イチャイチャしないと生き残れない!?

【最新話あり】全話ネタバレまとめ

前回 第66話のおさらい

・立ち塞がる山田
・拓真の救出
・激突する二人
・泣くしかない二人

前回のネタバレはこちら

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「戦×恋 ヴァルラヴ」本誌 第67話のネタバレ

義手宝樹‟グレイプニル‟

「この病院のどこかにすごくきれいなお花がさいてるって…」

それを見つければ、どんな病気も治ると子供の拓真が四乃に告げる。

「必ずやお母さまをお救いしましょう!」

その場面で拓真は目を覚ました。

(今のは…?)その瞬間、左腕に激しい痛みが走る。

「そうだ二葉さんに左腕を切り落とされて…!」ところが、左腕は縫い合わされて付いていた。

「気づいたか拓真っ…よかった、二日も眠り続けていたんだぞっ」七樹はほっとする。

拓真が、左手がある理由を訊こうとした時、シヴがお茶を運んできた。

彼女は自己紹介した後、その左手は義手宝樹‟グレイプニル‟だと説明する。

戦士の館からの報告

痛みは未だ残るものの、魂レベルで結合しており、普段通りに使えると言う。

それよりも、拓真は二葉のことが気がかりだった。

既に皆が居間に集まっており、シヴが事態を説明する。

戦士の館から九姉妹に報告が二つあった。

一つは、ヴァルキュリア=二葉=ゲルヒルデが指名手配された事である。

彼女には懸賞金もかけられており、今後命を狙われることになる。

もう一つは、戦士の館が邪神派に包囲されたことだ。

‟進化‟に加えて‟停滞‟と‟豊潤‟、‟世界樹の涙‟が全て邪神派に奪われていた。

戦士の館は籠城戦に入っていたが、備蓄エーテルに限りがあり長く持ちそうもなかった。

拓真の信念

「そこで皆さまには一刻も早く冥界攻略に向かって頂きたいのですが…」

「…でも、どうしろってんだ!」三沙の顔が歪む。

拓真の能力は二葉に奪われており、冥界に渡る手段が無くなっていた。

「何が長女だ…何が私の愛しい妹だ…」一千花は歯を食いしばる。

彼女は、二葉を理解できていなかった自分をふがいなく思った。

その時、突然拓真が立ち上がり、思いのたけを吐露する。

九姉妹のレベルは、拓真との恋を原動力として上昇するものだ。

しかし、二葉のレベルはずっと変わっておらず、彼女が拓真に興味が無い証拠と思われる。

「でも、皆さんは違う」拓真は、二葉が今でも家族を大事に思っているはずだと話す。

彼は、彼女が裏切ったのには理由があると思っていた。

「だから大丈夫です!二葉さんを信じましょう!」

四乃と二葉の約束

すると一千花が「さっきから黙って聞いていれば…!」と拓真に詰め寄る。

そして「貴様に二葉の何が分かる!」彼の胸倉を掴んだ。

それに対して拓真は「だって一千花さんがまだ生きてる」と答えた。

二葉が本当に主神派を裏切るつもりなら、強力な力を持つ一千花にとどめを刺したはずである。

何より拓真はこの半年間二葉のことをつぶさに見てきており、その献身ぶりに偽りがないのを知っていた。

一千花は、左手を切り落とされても二葉を信じる拓真に対し何も言えなくなった。

そこに「私も…あるじ様のご意見に賛成です」四乃が部屋に入ってくる。

二葉が神界に立つ前、二人は約束していたと言う。

それは、「生きることを諦めないこと」と「絶対に希望を捨てない」ことであった。

「…そうだな…二葉姉あー見えて意外と脳筋だからな」三沙に笑顔が戻る。

そして「どうせしょーもない理由で邪神派行ったと思う」と続けるのであった。

68話へと続く

68話のネタバレはこちら

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67話の感想・考察

神界の実力

義手宝樹‟グレイプニル‟は、魂レベルで拓真の身体と結合しています。さすが、神界の医療レベルは高いものがりますね。慣れさえすれば、身体の一部として違和感なく動作するのでしょう。但し、拓真はそれを喜ぶよりも二葉のことが気になっています。腕を切り取られても、彼は彼女を大事に思っているのですね。

自分の分身

九姉妹は、二葉が指名手配されたと聞いて、大きく動揺しました。彼女たちは、二葉の命が狙われるのを心配しています。自分たちを裏切ったとは言え、姉妹の絆は残っているのでしょうね。特に一千花は、二葉ではなく自分のふがいなさを責めています。その背景には、共に苦労や修行を重ねてきた経験があると言えます。姉妹とは、自分の分身のようなものなのでしょうね。

拓真の擁護

とは言え、一千花は拓真に言われてカチンと来ました。やはり、二葉が裏切ったのは事実であり、許しがたいものがあるからです。彼女は防人たちも殺害しており、一千花は二葉の冷酷な表情を思い出したわけです。それに対して、拓真が理詰めで二葉を擁護しています。その時、一千花は自分が生きているのを不思議に思ったことでしょうね。

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