漫画「戦×恋 ヴァルラヴ」51話のネタバレ考察・感想|恋人調査に行く七樹を九姉妹が激励した

戦×恋 ヴァルラヴ

「戦×恋 ヴァルラヴ」本誌 第51話のネタバレ解説。九姉妹を代表し、七樹が”恋人”調査を主神から依頼された。九姉妹はそれそれのやり方で、彼女にエールを送るのだった。

この記事では、重要なネタバレが含まれる可能性があります。あなたがアニメ最新話をまだ観てない場合はご注意ください。

本誌 第51話「夢見る乙女」のネタバレ

「 戦×恋 ヴァルラヴ」の概要

顔が怖すぎて周囲から怯えられ、自らも人を遠ざけるようになってしまった高校生・亜久津拓真。
ある時、一人の少女を助けたのをきっかけに、9人の少女とルームシェアをしながら世界を救う戦いへと身を投じることになり――!?イチャイチャしないと生き残れない!?

【最新話あり】全話ネタバレまとめ

前回 第50話のおさらい

・ジークルーネ現る
・‟半神半人‟の女神
・「デートマニュアル100選」
・ラブレターの真実

前回のネタバレはこちら

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「戦×恋 ヴァルラヴ」本誌 第51話のネタバレ

怯える五夜

世界中で同時多発的に発生した混乱は、いまだ終息の兆しを見せていなかった。各国政府は対応を迫られており、人類は固唾を呑んで見守っている。

亜久津家では九姉妹が部屋に集まっており、隣で眠る四乃を心配していた。彼女は能力を使いすぎた反動で、起き上がれる状態ではなかった。

邪神派にも動きはなく、一千花たちもただ静観するしかない。

「ただ待っているなど性に合わん!五夜!久しぶりに稽古をつけてやろう!」一千花は五夜に、庭に出るように言った。

「いいい、一千花姉さまの、け、稽古!?」五夜は怯える。

初恋の意味

その日は拓真の母親の命日で、彼は七樹を伴い墓参りに行っていた。

「拓真っお花の入れ替え終わったぞ」

「ありがとうございます」

夏樹は、二葉から聞いた「初恋」の意味が気になっていた。但し、拓真には訊きづらかった。

「こうしてると思い出しますね、七樹さんと初めて会った日のこと」

「そうだな」

二人が会ったのは半年ほど前で、丁度お盆の時期だった。

半年前の戦士の館

場面は、半年前の神界・戦士の館に変わる。邪神派との戦線は膠着状態が続いており、イザヴェルの森まで補給線を伸ばす作戦が模索されていた。

但し、気がかりなのは高齢の雷神のことである。

「七樹ダメだぞ、また宝物庫に入ったりして」スレイプニルが嗜めた。

「ボクここが好きなんだ」

そこには「進化」や「停滞」、「芳醇」という3つの秘宝から放出される澄んだエーテルが立ち込めている。スレイプニルは、主神オーディンが七樹を呼んでいると告げた。

そこで、彼女は主神から”恋人”調査を命じられる。

主神は、邪神派が人間界進行を企てているとの情報を得ており、その対処を戦乙女九姉妹に依頼するつもりだった。

「これは重要な任務だ、しっかり果たしてくれたまえ」

主神は、七樹を戦乙女九姉妹の代表に任命した。

七樹へのエール

「それはまた急な話だねー」「なんで七樹ばっかり・・・」3姉妹とスレイプニルが湯船に浸かっている。

「で、その恋人候補の名前が・・・”亜久津拓真”っていう人みたい」

七樹は、父親が選んだほどの男性なので、白馬の王子的な人物を想像していた。

そこに「聞いたぞ七樹っ、我々の恋人を探しに人間界へ行くんだって!?」と一千花らが乱入する。彼女たちは、防衛任務を終えたところだった。

「噂によると人間界は詐欺やペテン師が横行する恐ろしい場所らしいからな」一千花は七樹に、気を付けるように言う。

その時、「いよいよこの時が来たわね!」天井から二葉が現れた。彼女はお風呂に入りがてら、ボイラー室の故障を直していた。

「私たちにも、いよいよ恋人ができるかもしれないのね」二葉は七樹に、頑張って見極めるようエールを送った。すると八雲が七樹の背後に立ち、姉の胸の小ささをくさす。

「五夜か六海に行ってもらった方がいいと思うけど」といって七樹の胸を揉んだ。

そうしたなか一千花は、七樹を一人で人間界に送ることに益々不安を覚える。しかし、彼女には防衛任務があり、妹達にもそれぞれ別の任務があった。

「頼む!スー!」一千花はスレイプニルに、七樹に同伴して人間界に降りるよう頼んだ。スレイプニルは一千花に恩義を感じており、彼女の頼みを受け入れるのだった。

52話へと続く

52話のネタバレはこちら

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51話の感想・考察

母親想い

世界樹が暴れまわる中、地上は一先ず落ち着きを取り戻しています。その背景には、四乃の活躍があったと伺いしれます。

力を使い果たした彼女は部屋で寝ており、回復が待たれていました。亜久津家はやや落ち着いており、拓真と七樹が墓参りに出掛けています。

大変な事態になっても、拓真は母親の命日を忘れていません。如何に彼が母親想いなのかわかりますね。

父親の期待

拓真と七樹が出会ったのは半年前のことでした。その間を思い起こせば、未だ半年しかたっていなかったのですね。

それだけ中身の濃い半年間でした。特に七樹にとっては、目まぐるしい時間が流れたと言えます。それまでは神界・戦士の館で、主神オーディンの庇護の下不自由なく暮らしていたわけです。

そして、父親からの愛情が深い分、期待も大きいのでした。

縁の下の力持ち

戦士の館のお風呂は、プールのように広いですね。みんなで入るお風呂は、さぞ楽しかったことでしょう。

また、防衛任務に当たる姉たちには、疲れを癒す絶好の場所になっていたわけです。次女の二葉はボイラー室の故障を直しており、戦士の館でも裏方として活躍しています。

どの世界も、縁の下の力持ちがいるから成り立つのでしょうね。

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