「戦×恋 ヴァルラヴ」本誌 第42話のネタバレ解説。年末の大掃除が始まり、九姉妹は気合を入れて作業に当たる。拓真は四乃と風呂掃除をするが、彼女の天然ぶりにドギマギする。
本誌 第42話「大掃除する乙女」のネタバレ
「 戦×恋 ヴァルラヴ」の概要
顔が怖すぎて周囲から怯えられ、自らも人を遠ざけるようになってしまった高校生・亜久津拓真。
ある時、一人の少女を助けたのをきっかけに、9人の少女とルームシェアをしながら世界を救う戦いへと身を投じることになり――!?イチャイチャしないと生き残れない!?
前回 第41話のおさらい
・九瑠璃の反抗期
・九瑠璃との対決
・九瑠璃の優しさ
・九瑠璃、変身する
前回のネタバレはこちら
「戦×恋 ヴァルラヴ」本誌 第42話のネタバレ
頼もしい九姉妹
「これより年末の大掃除を開始します」二葉が箒を片手に宣言する。
九姉妹は居候の身であり、身の回りを綺麗にすることが恩返しにもなる。
「あ、あの・・・そんなに気張らなくても」拓真が遠慮する。それに対し三沙が「心配すんなって、タクマっち」と応えた。
九姉妹は広大な戦士の館を掃除してきた実績があり、亜久津家の掃除など朝飯前だった。
すると九瑠璃が、お掃除ロボを起動した。ロボの口から物凄い風が吹き、姉妹らのスカートがめくれる。
「九瑠璃!出力下げて!」姉たちが叫ぶ。拓真は、不安を感じた。
懐かしい思い出
それでも順調に掃除は進み、家の中が片付いていく。
拓真も自分の部屋の掃除が終わり、次は風呂掃除に向かった。
「あるじ様」彼が振り替えると、そこに四乃が立っている。
彼女は蔵にある自分の部屋の掃除が終わり、次の場所を二葉に聞きに行くところだった。拓真は、彼女の和服姿に驚く。
それは、人間界の掃除の風習として、グリンカムビが渡したものだった。四乃は雅な文化だと、いたく気に入っていた。
「あるじ様こそ、こんなところで立ち止まってどうされましたか?」拓真は柱のキズを指し、みんなで鬼ごっこしてついたと懐かしんだ。
共に暮らしはじめて未だ数ヵ月だが、その家には拓真と九姉妹の思いでが刻まれていた。
楽しい風呂掃除
拓真は四乃に、一緒に風呂掃除をするのを提案する。彼が掃除のやり方を教えると、四乃は感激して「ばっちぐーです!」と告げた。
それも、グリンカムビから教えられた言葉だった。拓真は、四乃と一緒にいることでドキドキを覚える。
楽しそうに掃除をする彼女を見て、彼の顔もほころぶ。
(四乃さんいつも厚手の洋服だけど、今日の和服は薄手すぎて・・・)刺激が強かった。
「どうされましたか?顔が真っ赤ですが・・・」
「い、いえなんでも・・・」
その時、四乃はバランスを崩して倒れかかる。
咄嗟に拓真がガードするが、顔が彼女の胸に当たる。
「も、申し訳ありませんあるじ様、お怪我はなかったでしょうか?」
「と、とにかく掃除再開しましょう・・・掃除に集中」拓真は自分に言い聞かせた。掃除が終わり、風呂場はピカピカになった。
「二人だからすぐ終わりましたね」
「あるじ様と同じ時を過ごさせてもらって、私心から感動しました♪」
驚きの剣掃除
「そ、それでは次は・・・しっ失礼します!」四乃は、おもむろに拓真のパンツをずり降ろした。
「しししし四乃さん!?いったい何を!」彼女は、拓真の剣を掃除しようと思ったと言う。
「もしかして…それもグリンカムビさんに?」
「グリンカムビさんと八雲さんから教わりました♪」
四乃は二人に、先ず剣の刀身を胸で挟むように言われた。
谷間で石鹸を泡立て丁寧に揉みしごき、しっかりお湯で洗い流す。
それから、口に剣先をしっぽりと含ませ、女性の唾液をふんだんにからませる。
そして、最後に呑み込むように剣を掃除するのが、女性の嗜みであると教えられた。
拓真は、マズイ事態になったとうろたえるのであった。
43話へと続く
43話のネタバレはこちら
42話の感想・考察
仕事の基本
神界に年末の大掃除があるのか知りませんが、二葉たちはかなり入れ込んでいましたね。
彼女らは広大な戦士の館の掃除をこなしており、その道のプロなのかもしれません。確かに地上では、職場の整理整頓清掃が仕事の基本とも言われたりします。
それは、神界にも言えるのかもしれませんね。
四乃の健気さ
とは言え、神界の住民にも掃除が苦手な者がいるわけです。特に地上では神界と勝手が違いますからね。
四乃は風呂場掃除の勝手が分からず、かなり緊張していました。
それでも、慣れない手つきながら、一生懸命風呂場を磨きます。その健気さに、拓真ならずともキュンキュンしますね。
程よい天然ぶり
拓真は、四乃といる時が最も楽しいみたいですね。
変に緊張する必要が無く、逆に癒される方が大きいと言えます。彼女自身も拓真と一緒の時間を、何よりも楽しんでいます。
「感動しました!」という言葉にも嘘はありません。
そして、程よく(?)天然なところも、男心をくすぐりますね。
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