「ゾンビッチはビッチに含まれますか」本誌 第19話のネタバレ解説。サキナとシンが動物園でデートする。サキナはシンにつれない態度をとるが、彼の気遣いを知りエロ妄想を共有することにし…
本誌 第19話「ゾンビッチ、本能を知る。」のネタバレ
「ゾンビッチはビッチに含まれますか」の概要
二階堂紗季菜は帝東亜高校の1年生で、幼馴染で同じ高校に通学する初野小春に片思いをしている。紗季菜は小春とエ◯チをしたかったが、そんなことは言えずにいた。ある日、紗季菜はトラックにはねられ轢死したが、停止していた心臓が再鼓動し、ゾンビとして生き返った。
前回 第18話のおさらい
・久しぶりの買い物
・夕陽の告白
・エロティカルなコーデ
・新しいフェチ
前回のネタバレはこちら
「ゾンビッチはビッチに含まれますか」本誌 第19話のネタバレ
動物園デート
「晴れて良かったですね」「そ、そうね」シンとサキナが、都内の動物園にデートで来ている。
先週、サキナが彼にデートに誘われた時、断りづらい雰囲気になって承諾していた。
その背後には、サキナがシンの告白の答えを先延ばしにしている後ろめたさもあった。
彼女は、ゾンビッチであるのを小春に隠しているのも後ろめたく感じていた。
それでも小春に告白する気持ちは固まっており、サキナはシンに「付き合えない」と告げるつもりである。
(問題はいつ切り出すかよね…)
シンの気遣い
二人が訪れたのは両生爬虫類館で、サキナはトケゲの多さに怖気づいた。
続いてカエルのコーナーとなり、鮮やかな色のカエルが目を引く。
「警戒色といって、カラフルなほど危険だと示しているそうですよ」シンが説明する。
そして「カラフルなほど危険っていうと…アダルトグッズでも同じことが言えますね」と続けた。
「ななな何を言い出すのよ急に!公共の場で!」
「あっス、スイマセン…」シンは、サキナがエロ分補給するのに役立つと思ったと言う。
彼女は補給用に小説を持参しており、心配要らないと応えた。
その時、サキナは自分がシンの好意を踏みにじっていることに気付く。
妄想の共有
続いて二人は、夜行性動物の展示館に入る。
「あ、コウモリですよ」コウモリは、昼は羽を纏い大人しくしているが、夜には活動的になるとシンが説明した。
そして「人間でいうと露出狂ですよね」とサキナに笑いかける。
するとサキナは「デマレルーセットコウモリ」の看板を目にし、「電マでツーセット!」をイメージした。
「って…二階堂さん、妄想は必要無かったんじゃ?」シンは目を丸くする。
「虫の良い話だけど…やっぱり一緒に妄想してくれるかしら…?」
シンへの答えは決まっていたが、不遜な態度をとって良い理由にはならない。
いずれにしろH分補給は必要なので、サキナは彼とエロ妄想して過ごすことにした。次に二人は、野鳥コーナーを訪れる。
シンの好きな場所
「あ、モズですよ」モズには、枝に獲物を引っかけておく‟早贄‟って習性があると言う。
「中には引っかけたまま忘れてしまうモズもいるそうですよ」シンの説明に対しサキナは‟放置プレイ‟を連想した。
シンは、サキナが獲物側に視点を置いたのに感心する。大型哺乳類のゾーンでは、サキナはサイを見てまたもや思い付いた。
「サイの角って毛が集まったものだそうよ」
「へえ、そうなんですか?硬そうなのに毛なんですね」
「硬そうで硬くない少し硬い角…」それは将にシンボルそのものだった。
因みにサイの社会では、角を使うのはメスを取り合う場合等である。
サキナの脳裏では、二人の男性がシンボルを突き合わせるシーンが浮かんでいた。
シンがサキナの発想力の豊かさを褒めると、彼女は彼のアシストを見事だと返した。
スムーズに妄想に発展できる雑学を合わせるのは、なかなか出来ることではないからだ。
彼女はシンの気遣いを感じ、彼の好きな場所に行くように告げた。それに対して彼は、サキナが楽しめる場所が、好きな場所だと答えるのであった。
20話へと続く
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準備中
19話の感想・考察
サキナの思惑
成り行きでサキナはシンとデートすることになりました。彼女はシンから告白を受けており、それを断る目的もあったのでしょう。
彼にはっきり断ることで、小春への告白に弾みがつくと考えたのかもしれませんね。片やシンとしては、告白の答えがどうなるにせよ、サキナとデートできて嬉しかったようです。
それほど、彼女のことが好きになっていたと言えます。
性格の良い‟ゾンビッチ‟
シンはサキナを気遣うあまり、フライング気味にエロネタをぶっこみました。
但し、カラフルなアダルトグッズだけでは、サキナは大して興奮できないでしょうね。尤もシンは未だ彼女のエロ妄想のポイントが分かってないので、仕方がないことではあります。
それでも彼は雑学を駆使して、何とか役に立とうとしていましたね。その点では、性格の良い‟ゾンビッチ‟と言えます。
拍車がかかる妄想
サキナは、告白拒否に拘るあまり、シンに冷たく接していたのに気づきます。
反省した彼女は、進んでシンと妄想共有することにしました。自分に非があると分かれば、直ぐに改められるのも彼女の良い面ですね。
そして、彼女は彼のアシストを受けながら、エロ妄想に拍車をかけるわけです。
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