「ゾンビッチはビッチに含まれますか」本誌 第13話のネタバレ解説。入間に連れ去られ、地下研究所の一室に閉じ込められたサキナは、生き延びるために看守の男で何とかエロ妄想を試みるが…!?
本誌 第13話「ゾンビッチ、恋とすべてを諦める。」のネタバレ
「ゾンビッチはビッチに含まれますか」の概要
二階堂紗季菜は帝東亜高校の1年生で、幼馴染で同じ高校に通学する初野小春に片思いをしている。紗季菜は小春とエ◯チをしたかったが、そんなことは言えずにいた。ある日、紗季菜はトラックにはねられ轢死したが、停止していた心臓が再鼓動し、ゾンビとして生き返った。
「ゾンビッチはビッチに含まれますか」本誌 第13話のネタバレ
監禁されるサキナ
入間に気絶させられ、地下研究所へと送られたサキナは、殺風景な部屋に監禁される。
気絶していたせいでエッチ分が不足しており体調が悪いサキナは、入間に出してくれるよう頼むが、なんと彼女は「今日ここでサキナを解剖する」と言う。
驚くサキナに対し入間は、「サキナを人間に戻す」と言ったのはウソであり、自分の本当の目的はゾンビッチのメカニズム解明であると告げる。そしてその為に、入間はサキナを犠牲にしようとしているのだという。
入間は屈強そうな看守の男を呼び、サキナを監視させる。サキナはガラスの仕切り越しに、看守の男に「入間を呼び戻して話をさせてほしい」と言うが、男は聞き入れない。
何とかエロ妄想を
サキナが看守の男に食い下がると、男は怒り「殴って黙らせるぞ」と警棒を振りかざす。
しかし、エッチ分が不足して危機的状況のサキナは、男の言葉を「嬲って黙らせるぞ」と変換し、心拍数を上昇させ「それで黙らせられるならどうぞ」とショーパンを脱ごうとする。
しかしその行動を見て看守の男は「勝手な行動をするな」とさらに怒り狂い、「マジでぶん殴って黙らせるぞ」とガラスの仕切りを叩いて怒鳴る。
サキナは今度は男の言葉を正しく聞き取り、その恐怖にせっかく上がっていた心拍数が下がってしまう。
交渉は不可能と悟ったサキナは、男のスキをついて全力疾走で逃げようと決め、そのために何とか心拍数を上げようとエロ妄想を試みる。
エロ妄想上手く行かず
そこへ、通信機器を通して入間の声が聞こえる。手術室のロックナンバーを訊ねる入間に、看守の男は「入れる時は8986で試して下さい」と言う。
サキナはその言葉を、「挿れる時はバックで犯ろう」と変換し、男にバックで攻められる自分を妄想して心拍数を上昇させる。
しかしその直後、入間の声で「ハヤクヤロウなんてずいぶん悪趣味ね」と聞こえ、サキナは「8986」は「早く殺ろう」という意味だと理解し、心拍数は再び下がる。
その後、看守の男は入間の命令で、ドアとガラスの仕切り付近の床に高圧電流盤を起動させる。男はドアに近づかないようサキナに忠告し、「触れたらビリビリ痺れて一瞬で逝っちまうぜ」と言う。
サキナは「痺れて逝っちまう」という言葉を「エッチなおしおき」と変換し、男に胸を電流攻めされる自分を妄想して心拍数を上昇させる。
しかし、妄想に集中しようとするサキナの前に、小さなハエが飛んでくる。ハエは高圧電流盤に派手に感電し黒こげになる。
その様子を見て、「おしおきどころの電圧じゃない」と思ったサキナは再び心拍数を上げることに失敗する。
入間の事情
エロ妄想にことごとく失敗したサキナは、ストレッチャーに拘束され、研究所の本部へ連れて行かれる。
ストレッチャーを引く入間に、サキナは、自分を犠牲にしようとする理由を訊ねる。入間は一呼吸おくと、自身の事情を語り始める。
入間には事故で仮死状態になっている恋人がおり、彼女を生き返らせる最後の希望が、彼女をゾンビッチ化することなのだと言う。
拘束されたまま車に乗せられたサキナは、エロ妄想ばかりを巡らせて小春のことを忘れていた自分を自己嫌悪し、「こんな自分より入間さんの方が幸せになるべきなのかも」と、自分の恋も生きることも諦めようとしていた。
14話へと続く
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準備中
13話の感想・考察
サキナ大ピンチ!
サキナがエロ妄想にことごとく失敗する今回。
今までは思いのままに脳内でエロワールドを展開させていたサキナですが、今回は本当に命の危機が迫っていたため、そうは行きませんでした。
必死になるあまり小春のことも頭から消えてしまい、さらに自己嫌悪する結果に。
こんな絶体絶命の状況から、サキナが生き延びる術は果たしてあるのか……!?
入間の恋
入間には仮死状態の恋人がいることが分かりましたが、果たしてゾンビッチのメカニズムを解明できたとして、彼女を生き返らせることは出来るのでしょうか?
仮にゾンビッチとして蘇らせることが出来ても、今のサキナのように、常に興奮していないと死と隣合わせの状態だったら、それはそれで大変です。
しかしまあ、入間にとってはおそらくリスクは承知の上で、本当に一縷の望みに賭けているのでしょう。入間が恋人を大切に思う気持ちも分かるぶん、よけいに切ないですね。
ナイスキャラな看守
今回は強面の看守の男がいい味を出していましたね。
登場するなり「手足の4〜5本折って黙らせてやります」と発言するなど、面白いキャラクター性を発揮していました。
ショーパンを脱いだサキナに対して、いやらしい目を向けるどころか「勝手な行動をするな」と怒り狂うのも微笑ましかったです。
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