漫画「終末のワルキューレ」41話のネタバレ考察と感想|佐々木小次郎の剣士としての本質とは!

終末のワルキューレ

「終末のワルキューレ」本誌 第41話のネタバレ解説。若かりし頃の佐々木小次郎は、剣豪の道場にいた。すぐに闘いを諦めてしまう小次郎に、剣才は無いのだと誰もが思っていたが…

この記事では、重要なネタバレが含まれる可能性があります。あなたがアニメ最新話をまだ観てない場合はご注意ください。

本誌 第41話「最強の敗者」のネタバレ

「終末のワルキューレ」の概要

人類の誕生から700万年。万物の創造主である神々によって1000年に1度開かれていた「人類存亡会議」にて、進歩の兆しがない人類を見限った神々は人類に「終末」を与える決議を行った。かくして、天界が誇る最強神たちと、秘術「神器錬成」によって神器と化した戦乙女たちと共に戦う最強の人類「神殺しの13人」(エインヘリャル)による、13番勝負の幕が上がる。

前回 第40話のおさらい

・防御
・復活
・ダメージ
・反動

前回のネタバレはこちら

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「終末のワルキューレ」本誌 第41話のネタバレ

若かりし頃の佐々木小次郎

場面は戦国末期に遡り、越前国一乗谷浄城下にある富田道場に移る。

富田道場は、天下に名を轟かす剣豪、富田勢源の道場である。そこでは、富田勢源の甥にあたる富田景勝が弟たちに厳しい稽古をつけていた。

景勝が弟子たちに向かって、たるんでいると説教を始めたところに、小次郎がやってきた。

小次郎は、その道場のお荷物と目されていた。

寝坊して遅刻したにもかかわらず、あくびをしながら身体を搔いている小次郎は、その奔放さを咎める景勝に向かって、あっけらかんと笑った。

まさにたるんでいるとしか言いようのない小次郎に、景勝は、腐った根性を叩き直すと言って木刀を投げ渡した。

すぐに勝負を諦めてしまう

木刀を手にしたとたん、小次郎の眼の色が変わる。

的確に景勝の打ち込みを受けて応戦する小次郎の様子を、道場にいた弟子たちも興奮して見守っていた。

しかし、景勝が全身に力を込めて木刀を振り上げたとき、小次郎の木刀は宙を舞い床に落ちてしまう。

武器を失った小次郎に対して、尚も迫ろうとした景勝であったが、小次郎はすぐさま両手を挙げて「参りました」と宣言する。

小次郎は景勝の勝ちを宣言したが、武器を失っただけで勝負を放棄し、最後の最後まで足搔こうとしなかった小次郎の戦い方に納得がいかない景勝は、小次郎に掴みかかる。

そこに、富田勢源の実弟であり、景勝の父にあたる富田景政がやってきて、あきれた様子で止めに入る。景政もまた、景勝と同じように、小次郎には剣才がないと思っていたのだ。

景政は、これ以上小次郎を道場に置いても無駄だと、兄である勢源に言うのだが、勢源だけは小次郎の姿勢に疑問を抱いているようだった。

なぜ闘いを諦めるのか

富田流の開祖であり、”小太刀無双”と称されるほどの剣豪である勢源には、思うところがあった。勢源は、なぜすぐ勝負を諦めるのかと、小次郎に尋ねた。

すると小次郎は、景勝には100回戦っても勝てないのだから、いま全力で闘って怪我でもしたら自分の損になるからだと答えた。

その答えを受けて、勢源と小次郎は静かに見つめあい、言葉を介さずとも互いに通じ合ったようだった。

しかし、景勝と景政はあきれていた。

闘いに損得勘定を持ち出すような小次郎の言い分から、景政は、小次郎には剣才ではなく商才があるのではと冗談を言った。

その冗談を誉め言葉と捉えた小次郎に対して、景勝と景政は怒った。

佐々木小次郎の本質

勢源は、小次郎に足りないのは果たして剣才なのか、と尋ねる。

小次郎は、申し訳なさそうに笑いながら、面目ないと答えた。

その様子に、景勝と景政はまたあきれ顔になり、道場には弟子たちの笑い声が響いたのだった。

しかしこのとき、道場の弟子たちや師範代さえもが、小次郎の剣士としての本質を見誤っていた。彼は常に、勝つために思索を巡らせていたのだ。

小次郎は、宙づりになって木にぶら下がり、柿を食べながら、どうやって景勝に勝つかを考えていた。

先の戦いで景勝に木刀を薙ぎ払われたことを思い起こし、景勝に勝つには、まずは腕力を鍛えるべきだろうと思った。

しかし、自分と景勝との体格差を考慮し、剣の基本はやはり下半身かと悩んでいた。

そんな小次郎の眼下に、一羽の野兎が通りかかる。軽やかに跳ねて、横たわった大木さえも飛び越えるような野兎の跳躍力を目の当たりにして、小次郎は何かを思いついたのだった…。

42話へと続く

42話のネタバレはこちら

準備中

41話の感想・考察

佐々木小次郎が道場にいた目的は?

小次郎は、剣豪である富田勢源に弟子入りしていたが、道場での態度に積極性はなかった。

しかし、木刀を手に持ち、景勝と手合わせをする場面では、一気に目の色を変えて全身全霊で景勝の剣を受けていた。あの時の小次郎の様子は真剣そのものだった。

多くの弟子たちは師範代の技を学ぶことを目的としているので、直接稽古をつけてもらうことで、その技を体で学び身に着けていく。

一方で小次郎の場合は、相手に勝つことを目的としていたので、相手の技を学ぶような稽古にはあまり関心がなかったようだ。

佐々木小次郎の本質

小次郎は、どこまでも諦めずにに戦い抜く、という景勝の闘い方とは異なっていたため、不真面目な奴だとあきれられる場面も多々あった。

しかし、誰よりも勝つことに真剣に向き合っているからこそ、勝てない闘いで身体を壊してしまうことを避けていた。

いつか必ず勝つために、力の差が歴然としている相手にはすぐに負けを宣言し、勝つための方法をとことん模索する。

それが小次郎の本質なのだ。

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